アメルと白い竜。。。03

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急に…
いきなり?!

今まで座ってた水底が不意にその存在を無くした。。。

沈んで行く。

何故?
確か20〜30cmくらいの水嵩だった筈。
そう、さっきまで。。。

じゃ、ここは何処なんだ?

でも何故か不安が無い。

俺はただ、ボォ〜っと湖の中に沈んでいく様子を見てた。

冷たく暗い…ホントに底があるのか?!
でも寒くもない。
苦しいこともなく、もう上も下もわからない。
ただどこまでも沈んでいくような…

白い光が見えた。

白い髪がすごく長い。
そして白い肌……

白い細く長い腕が俺を抱えた。

抱えられて…
え?!裸のおねえさん?!
ちょっ、待って!えっ?!

離れようとする俺の頭を抱え、白い胸の谷間に顔を埋めるように抱きかかえられ…

温かくてやわらかくて…意識が遠のいた。。。